スーツスタイルのビジネスマンにとって、綺麗にケアされた革靴を履いていれば、印象もぐっとあがります。その革靴についてですが、靴紐の結び方にはいろいろな種類があります。今回はスーツスタイルにおける革靴の靴紐について、結び方をご紹介していきます。

革靴の靴紐の結び方①:シングル

まずは、シングルという結び方についてです。シングルの結び方の特徴として、シンプルで品のある印象になります。フォーマルなシーンでもおすすめの結び方です。
少し難しいかもしれませんが、この結び方ができると足元の印象アップにつながるので、是非以下の手順を参考に実践してみましょう。

*結び方の手順
1:爪先側のシューホールへ外から内に向かってひもを通します。
  このとき、右側に出た靴紐を長めにとっておきます。
2:1で通した左のシューホールから出た紐をそのまま右側の足首側のホールへ通します。
  外からではなく、内側から通していきます。
3:はじめに通した長い方の靴紐をとって、反対側のシューホールの爪先から2つ目のシューホールへ通します。ここでも外側からでなく、内側から通します。
4:長いほうの靴紐を左側のシューホールへ、内側から外側へ通していき、右側のシューホールは外側から内側へ通していきます。これを何度も繰り返します。
5:余った足首のシューホールへ内側から外側へ靴紐を通し、蝶々結びをします。

これでシングルの結び方は完成です。

革靴の靴紐の結び方②:パラレル

次にパラレルという結び方についてです。パラレルでは、両サイドの紐の長さを均等にして結んでいきます。パラレルの結び方をした場合、靴が足にフィットするため、長時間歩いても疲れにくいというのが特徴です。パラレルは一般的な靴紐の結び方なので、カジュアルスタイルで履くスニーカーなどでも同様の結び方をするケースも多いです。
これから手順を説明しますので、是非マスターしておきましょう。

*結び方の手順
1:外側から両サイドのシューホールへ靴紐を通し、均等な長さにします。
2:左側のシューホールの靴紐を右側の爪先側から2つ目のシューホールへ内側から通し、外へ出します。
3:2の靴紐をそのまま反対のシューホールへ外側から内側へ通します。
4:爪先側の右側からでている靴紐を左側の3つ目のシューホールへ内側から外側へ通していきます。
5:4の靴紐を反対側の3つ目のシューホールへ、外側から内側に向けて通します。
6:2〜5を繰り返していき、余った靴紐は両サイドとも内側から外側に向けてシューホールへ通し、蝶々結びをします。

これで、パラレルの結び方は完成です。

自分好みの靴紐の結び方で、印象を上げよう

たかが靴紐の結びかたで…と思われるかもしれませんが、靴紐の結び方で印象は大きく変わるものです。結び方によっては、合う・合わないもあるので、この記事で紹介した2つの結び方を実践し、自分にあった靴紐の結び方を是非見つけてくださいね。